CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)レベル
CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)レベル
CEFR(Common European Framework of Reference for Languages:ヨーロッパ言語共通参照枠)は、言語の習熟度を記述するために世界で最も広く使われている指標です。A1(完全な初心者)からC2(熟達)までの6段階に分かれており、多くの語学検定試験、コース、学習教材がこのCEFRレベルを基準にしています。
各レベル間の到達難易度はおおむね指数関数的(エクスポネンシャル)に増加します(B1はA2の2倍、A2はA1の2倍の学習量・能力を要するイメージです)。そのため、BレベルやCレベルに進むにつれて要求水準が跳ね上がるように感じられます。
各レベルの定義
A1 — 入門(Breakthrough): 基本的な日常表現やフレーズを理解し、使用できる。自己紹介や簡単な質問と回答ができる。Refoldの フェーズ1 にほぼ相当します。
A2 — 初級(Waystage): 身近なトピック(買い物、家族、仕事など)に関する文を理解できる。単純で日常的なタスクにおいてコミュニケーションが取れる。Refoldの フェーズ2 前半にほぼ相当します。
B1 — 中級(Threshold): 身近な事柄について、明瞭な標準語であれば要点を理解できる。旅行先でのほとんどの状況に対処できる。身近な関心事について簡単な文章を書くことができる。Refoldのフェーズ2後半から フェーズ3 前半にほぼ相当します。
B2 — 中上級(Vantage): 複雑な文章の要点を理解できる。ネイティブスピーカーとお互いに過度な負担なく自然に対話できる。幅広い話題について明確で詳細な文章を作成できる。Refoldの フェーズ4 〜 フェーズ5 にほぼ相当します。
C1 — 上級(Effective Operational Proficiency): 骨のある長文や高度な文章を幅広く理解できる。言葉に詰まることなく、流暢かつ自発的に自己表現ができる。社会生活、学術、職業上の目的で言語を柔軟かつ効果的に使いこなせる。Refoldの フェーズ6 にほぼ相当します。
C2 — 熟達(Mastery): 聞いたり読んだりしたほぼすべての情報を苦もなく理解できる。異なる情報源からの事実や議論を要約・再構成できる。極めて流暢かつ正確に自己を表現できる。Refoldの フェーズ7 にほぼ相当します。
RefoldとCEFRの対応関係
上記の対応はあくまで目安です。RefoldのフェーズとCEFRのレベルは完全には1対1で一致しません。測定している対象が異なるためです。CEFRは、4技能(読む・聞く・話す・書く)全体で「その言語を使って何ができるか(Can-do)」を総合的に評価します。一方、Refoldの各フェーズは「言語能力を最も効率的に積み上げるための順序」に焦点を当てています。例えば、Refoldのフェーズ3の学習者は、読解力ではB2レベルに達していても、スピーキング能力はA2レベル程度にとどまっていることがあります。しかしRefoldメソッドではインプットを先行させ、スピーキングは後から伸ばすため、これは想定通りであり全く問題ありません。
自分のCEFRレベルを知る必要はあるか?
資格試験の準備をしている場合や、仕事・学業のために公式な証明書が必要な場合を除き、必ずしも厳密に把握する必要はありません。Refoldのロードマップは、CEFRレベルよりも具体的で実行可能な日々のガイダンスを提供してくれます。ただし、自分に合った難易度の教材やリソースを探す際や、自分の大体の語学力を他人に説明する際には、おおよそのCEFRレベルを知っておくと役立ちます。