Refoldロードマップ|全体ガイド

Refoldロードマップ|全体ガイド

まず押さえる全体像

Refoldは、内容を理解する力を先に育て、その力を聞き取り・発話・正確さ・自動化へつなぐロードマップです。フェーズ名は、その時期に最も力を入れる技能を表しています。

2026年9月5日に確認した公式のPhase 0〜7・Xを、日本語で再構成した学習ガイドです。英語学習への具体例は編集上の補足で、Refoldの学習効果を独立に検証したレポートではありません。

各記事の日本語本文を追加しました

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読む順番

  1. 全体像をつかむ: このページの進行図と一覧を読む。
  2. 各段階を理解する: Phase 0から読み、全30小項目の目的・活動・移行条件を見る。
  3. 実践に使う: 「今の困りごと」から該当フェーズへ戻り、用語集で練習手順を確認する。

学習の重点はこう移る

図のフェーズ名をタップすると、そのフェーズの解説ページを開けます。

字幕を外して耳を育てる

理解を発話へつなぐ

書いて誤りを見つける

量と話題の幅を増やす

必要な場面に絞る

必要な時期に組み込む

実線は標準的な順序、点線は任意の取り組み。 Xの接続先は例示で、Phase 4や6だけに限るという意味ではありません。Phase 7も目的に応じて取り組みを選べます。

各フェーズは何を解決するのか

フェーズ 主な課題 重点的に行うこと 到達像の要約
Phase 0 何をどう学ぶか分からない 習得・補助学習・継続の考え方 自分の開始点を選べる
Phase 1 基礎と習慣がない 音・文字・基本語、記録、易しい内容 1,000語と基礎的な文の理解
Phase 2 内容の意味を十分に追えない 音声付き読解、語彙収集 字幕だけで番組を楽しむ
Phase 3 読めるが聞き取れない 字幕なし精聴、書き取り、Crosstalk 自然な会話の理解
Phase 4 理解するが口から出ない 音読、一人語り、会話 不完全でも45分会話できる
Phase 5 話せるが誤りが多い 作文・文法・録音の分析 重大な誤りを減らし修正できる
Phase 6 使えるが負担が大きい 長い会話、読書、語彙の穴を埋める 日常の使用が大きな障壁にならない
Phase 7 分野と文化の深さが足りない 専門分野、学校教養、多様な生活経験 目的に応じて長期的に深める
Phase X 試験の形式に慣れていない 模試、採点基準、形式別練習 必要な試験やスコアを達成

各行は対応する公式フェーズ・小項目の要約です。具体的な条件と出典はリンク先に記載しています。

似ている言葉を分けると理解しやすい

「読める」と「聞ける」は別の練習が必要

Phase 2では、文字を止めて読み直し、辞書で意味を確認できます。Phase 3は、既に知っている言葉を自然な速さの音から認識する練習です。字幕を消した途端に分からなくなる差を、RefoldはReading–Listening Gapと呼びます。

「聞いて分かる」と「自分で言える」にも差がある

理解には選択肢や文脈があり、発話には語を取り出して文を組み立てる作業があります。Phase 4はその取り出しと発話に慣れる段階です。最初からPhase 5の精度を要求すると、話すこと自体が止まりやすくなる、というのがRefoldの設計です。

「正確に使える」と「楽に使える」を分ける

Phase 5では誤りを分析し、修正します。Phase 6では、できることを多くの場面で繰り返し、考える負担を減らします。速くしゃべることだけを流暢さの目標にしません。

Comfort
まず伝えられる

Accuracy
正確にする

Reach
話せる範囲を広げる

Automaticity
自然に使える

これはRefoldのCARAモデルです。おおむねComfort=4、Accuracy=5A〜5B、Reach=5C〜6、Automaticity=6〜7に対応しますが、各フェーズと完全に一対一ではありません。公式:CARA

今の困りごとから読む

以下は、公式0Eの開始点案内と各フェーズをもとにした編集上の逆引き表です。学習年数やテストの点数だけで現在地を決めず、素材と補助条件をそろえて確かめます。

現在の状態 最初に読む
勉強経験はあるが、簡単な文もほとんど分からない Phase 1
簡単な文は分かるが、作品を追うと語彙が足りない Phase 2
字幕付きなら分かるが、字幕なしでは崩れる Phase 3
会話を聞いて理解できるが、自分の発話が出ない Phase 4
会話は成立するが、同じ誤りを繰り返す Phase 5
概ね正確だが、長い会話や未知の話題で疲れる Phase 6
日常には困らず、仕事・教養・文化の深さを伸ばしたい Phase 7
必要な資格や受験日がある Phase X

すでにできることまでやり直す必要はありません。公式0Eも、初級後半・復帰学習者・中級・上級などで開始点を変えています。記録の方法を説明する1Bは、途中から参加する人にも有用な参照先です。公式:Where to Begin

全期間で続くもの、変わるもの

活動 初期の役割 後半の役割
予習・復習(Priming) 音・文字・基本語を知る 誤りの修正、必要な語彙の補充
止めて理解する入力(Interactive) 辞書や再生で意味をつかむ 難しい音、専門語、表現の分析
止めずに使う入力(Freeflow) 理解済みの素材で速度に慣れる 大量の内容を楽しみ、処理を自動化
話す・書く(Output) 準備後に少しずつ導入 会話・作文・実際の生活で使う

「前のフェーズの活動を全部やめる」という設計ではありません。重点が移り、必要な活動の割合が変わります。公式:学習活動の柱

具体的な配分を知りたいとき

各フェーズノートに小項目ごとの公式比率を掲載しています。1日の必須時間として固定せず、自分の生活に合わせて使います。公式のサンプル日程は比率表と完全には一致しない場合があります。

移行条件の読み方

  • 単語数・文の理解率・会話時間は別の指標。 1Dの文理解率と2Cの語の理解率を直接比較しません。
  • 条件付きの到達像。 字幕あり/なし、辞書あり/なし、一人語り/相手との会話を区別します。
  • 公式の実践上の目安。 厳密に検証された万人共通の合格線として扱いません。素材・分野・数え方で結果が変わります。
  • Phase 6で目的達成でもよい。 母語話者のような文化的・感情的な深さまで目指すPhase 7は選択です。

理解できたか確かめる5問

今回のノートは現行Refoldロードマップの理解用です。