Refold|用語と練習方法

Refold|用語と練習方法

まず4種類の活動を分ける

用語 何をするか 例
Priming 理解のための予習・復習 単語カード、文法確認、音の学習
Interactive Immersion 道具を使い、止めて理解を深める 字幕を止めて語を調べる、聞き直す
Freeflow Immersion 流れを止めず、内容に集中する 番組を続けて見る、本を楽しむ
Output 自分の考えを言語にして使う 会話、一人語り、作文

Interactiveの「対話」は、必ずしも人と会話する意味ではありません。素材を停止・再生・検索しながら働きかける活動も含みます。Freeflowも注意を向ける活動で、無注意の聞き流しと同じではありません。公式:学習活動の柱、0C

理解を増やす練習

方法 手順の要約 主に登場する段階
Noticing Game 初心者向け動画などで、知っている語・音・繰り返す型を探す 1A〜1B
Interactive Reading with Audio 音声と対応する文字を見て、止める・調べる・聞き直す 1C〜2
Sentence Mining 未知語1〜2個の文を探す→意味を確認→文脈と一緒にカードへ→復習 2B以降
Multipass 同じ素材を、調べながら/止めずに/音だけ、など別の方法で使い直す 1C以降
Re-experiencing 既に筋を知る作品を目標言語で再体験する 初期の理解補助
Narrow Reading 同じ作者・ジャンル・分野に絞って読む 2B以降
Monolingual Transition 対訳辞書から、目標言語で説明する辞書へ徐々に移る 2Cの任意項目など
同じ英語動画の使い分け・編集例

1回目:英語字幕を止めて意味を確認。2回目:字幕を出したまま止めずに見る。3回目:音だけで聞く。これは一例で、毎回3周を義務にする手法ではありません。

耳を育てる練習

方法 手順の要約 間違えやすい点
Intensive Listening 字幕を隠して聞く→数回再生→文字で確認→音に戻す 最初から字幕で答えを読むと音を解析する機会が減る
Transcription 短い音声を逐語的に書き取り、正しい文字情報と比較 大意の要約ではない
Listen Looping 分かりそうで分からない短い音を反復 語を知らない問題と音が取れない問題を分ける
Ear Training 似た音など、聞き分けの弱点を集中して練習 音についての説明を読むだけとは異なる
Crosstalk 相手は英語、自分は日本語など、各自が母語で会話 主目的は会話の聞き取り
Language Parent 自分が手本にしたい、音声を多く聞ける話者を選ぶ 学習者を教える実際の「親」という意味ではない

発音・会話・作文を育てる練習

方法 手順の要約 主に登場する段階
Chorusing 3〜15秒ほどの短い音声を反復し、リズム・抑揚・音を話者に近づける 3Dで補助、4A以降
Uncorrected / Corrected Reading Aloud 音読で口を慣らす/フィードバックを受けて直す 4A/4Bの任意
Monologuing 身近なことを一人で話し、言葉の取り出しを練習 4A以降
Topic Talk 一つの話題について繰り返し話す 4X、5C、6Bなど
Phrase Memorization / Mad-libs 定型句を覚える/文型の一部を入れ替えて応用する 4X
Assisted / Unassisted Writing 辞書等を使って書く/補助なしで書く 5以降
Topic Writing 同じ話題で書き、必要な語・構文を繰り返し使う 5A、6Bなど
Writing Analysis 書いた後に誤りのパターンを見つける 5B
Speaking Analysis 録音を後から聞き、誤り・ためらい・自然さを分析 5C〜6
Video Creation 調べる・台本を書く・録音する・見直すをまとめて行う 6

公式:Chorusing、4A、4B、4X、5A、5B、5C、6B、6C

目標を読むための用語

  • SRS: 復習間隔を調整して覚える仕組み。Ankiなどのカード復習に用いる。
  • Domain: 仕事・料理・ドラマなど、語彙や表現がまとまって出る分野。
  • Prosody: 発話のリズム、強勢、イントネーション。
  • Habit Health: 期間内にどれほど継続できたかを見るRefoldの指標。Libraryは直近6週間、1Bの移行判定は直近14日と記載。
  • Functional fluency: 日常の会話・仕事・読書などで、その言語が大きな障壁にならないこと。完璧さや母語話者らしいアクセントを必須としない。
  • CARA: 慣れ→正確さ→表現範囲の拡大→自動化。産出の成長を整理するRefoldのモデル。

自分の練習を整理するメモ

以下は編集上の記録テンプレートです。Refoldの公式様式ではありません。

記録項目 記入欄
今の重点フェーズと小項目
素材・話者・分野
字幕・辞書などの補助条件
予習・復習/Interactive/Freeflow/Outputの実施分数
今日分かったこと/詰まったこと
次回変えることを一つ

理解が進まないときは、素材・活動・到達条件を混ぜずにこの表で切り分け、対応するフェーズと公式記事へ戻って確認します。

日本語本文への案内